I.S.X

ISX

ISXは、何をしている会社なのか、分かりにくいという人がいます。無理もありません。当社は、取引先である大手のエレクトロニクスメーカーと秘密厳守の固い約束を交わしていて、洗いざらいお話ししたいと思っても、できない事情があるからです。ここでは、航空機に搭載されるシステムやフラットパネルディスプレイの検査機器を開発・販売している会社とだけお伝えしておくことにします。

航空機のシステムにしてもフラットパネルディスプレイにしても、時代を先駆けるハイテク分野であることに変わりはありません。そうした最先端の技術領域で、他社がマネできないような技術を生み出し、大手メーカーと肩を並べる技術力をさらに高めていくには、既成の概念を超えたところで新しいアイデアや発見が求められます。常識にとらわれていたのでは、エンジニアは仕事ができません。新しい技術は、つねに常識の壁を打ち破るところから生まれます。

ISXは、常識のワクにしばられない柔軟性にとんだ発想ができるエンジニアを、常識をわきまえながらも常識から逸脱できる思考力を発揮できるエンジニアを結集し、これまでなかった新しい価値を創造し続ける技術カンパニーでありたいと考えています。

ISX

人は、似ているようでみんな違います。姿やカタチのことではありません。目の前にある同じものを見ても、そのとらえ方や感じ方は人それぞれです。

例えば、机に大きな五寸釘が刺さったままの状態であるとします。みなさんはそれを見て、何を感じ、どう行動するでしょう。多くの人は「危ないなあ」と感じ、「抜かないといけない」と思うはずです。中には、実際に道具を取り出して抜く人もいるでしょう。あるいはもしかすると、釘が刺さっていることを気付かない人もいるかも知れません。

もちろん何をどう感じ、どう行動しようとも、それは個性に属することである以上、一概に良し悪しは決められません。ただ、私たちが求める人材を選ぶとすれば、それは自ら釘を抜いてやろうと行動を起こせる人。もしくは、釘が刺さっていることすら気付かない人。なぜだかわかりますか?

釘が刺さっていることに気付かない人には、釘の存在を教えてあげればいい。そうしたら自分で釘を抜くかもしれません。しかし、釘が刺さっていることを知りながらも何もアクションを起こさない人は・・・。

ISXは、新たな成長段階を迎えようとする中で、将来の担い手となる人材を求めています。これから事業活動のあらゆる場面を通じて、無から有を生み出す創造的な活動をはじめなくてはなりません。そこで必要とされるのは、自ら率先して行動できる人材です。

さてあなたは、机の上の釘をどうしますか?

ISX

ISXはいま、全社をあげて、新たな飛躍にむけた社内改革に取り組もうとしています。ISXという会社をさらに一段上のレベルへと押し上げるために、これから取り組まなければならないことはたくさんあります。

でも、取り組むべきテーマは、社員一人ひとりが自らの手で探し出し、見つけ出してほしいと思っています。社員全員が、新しいISXを創り上げていくのは自分だという自覚と責任を持ち、主体性をもって改革のムーブメントに参加しなければ、本当の意味での社内改革などできるはずもないからです。仕事を通じてこれからのISXに必要なものは何かをそれぞれが感じ取り、何をすべきかを考える―。そうであって初めて、変化は生まれるのだと思うのです。

ISXでは、昨年から全員が参加して「社内勉強会」を始めました。でもそれはあくまで、個人の能力を高め、社内改革の担い手にふさわしい実力を磨くための環境づくりに過ぎません。そこで得たものを武器にしながら、一人ひとりが豊かな創造性を働かせ、改革の先頭をきる活動をスタートさせてほしいものです。

失敗を恐れる必要などありません。失敗もまた、「創る」活動のひとつのプロセスといえるからです。大きな壁に突き当たり、行き場を失った中で、はじめて見えてくるものがあるかも知れません。ゼロからのスタート。でもだからこそ、ゴールにたどり着いた時の感動もまた大きいと言えるのではないでしょうか。

ISX

日本は、この60年でめざましい経済成長を遂げました。しかし戦後60年をひとつのくぎりにして、いま新たな時代が幕を開けようとしています。そこでは、高度成長の時代を支えた旧来の価値観はもやは通用しません。新しい人たちの手で、新しい時代の価値を生み出していかなければならないのです。

ISXについても、それと同じことが言えます。創業時代を作り上げた人間から主役が交代し、20代~30代のスタッフを中心にしながら、次の60年を築きあげる、新しい技術を何もないところから再構築していくことが求められているのです。

実は文系なのに理系をまなんできた『理系の文系』よりも『文系の理系』。つまり、何を学んできたかは関係ないのです。ISXは技術者集団。新たな発想と真の理数系の思考回路をもった人財を求めています。

さてあなたは・・・。

ISX

2016年の3月末まで、僕たちは全員がフレックス勤務制度を使っていました。当時のフレックスにはコアタイムが無く、皆が自身で業務日程を考え行動し、業務と私用のON/OFFを上手く活用出来たシステムだったと思います。しかしお客様のことを考えた時、これが本当に「一番良い働き方なのか」と近年は思うことが多くなり、また僕らも自身の行動を振り返った時、業務都合では無く自分都合でフレックスを使っていることが大半だと認識しました。当時を振り返れば、業務チーム内で始業時間がバラバラであったり、ダラダラ残業もあったりで、本当に効率良く働けているのか?と疑問を感じ始めていました。フレックスの良い所は残し、かつ強いチームにすることが出来る方法は無いものかと。僕たちは2016年4月から少し変わりました。

現在はいわゆる定時を9時から18時の8時間就業(うち1時間は休憩時間)を基本とし、他に30分刻みで8通り(合計9通り)の就業時間を定めています。例えば午前中に歯科に行くので始業時間を10時半とした場合、19時半の終業で8時間勤務とします。夜にコンサートに行くので17時には帰りたい。こんな時は8時から始業して貰えれば、半日有給など取らなくてもオッケーです。9通りの中で一番遅い始業時刻は11時です。この場合の終業時刻は20時となりますが、急な用事を済ませたり、午前中に家族との時間を作ったり。皆にはこの様に活用して貰っています。尚、これら始業時間は前日の帰宅時に決めて貰えば良しとしています。

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不可能を可能にする企業。この様な言葉は何となく見たり聞いたりした想いがあります。しかし「不可能を可能に」は無理があるかと。そもそも「不可能」なんだから。僕たちは可能性がある限り、何としても可能にしよう(実現しよう)との想いを込め、企業のキャッチコピーとしました。ISXはこの様な会社になりたい。

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